理系高専生だった僕がどのように経済学を勉強したのかについて紹介していきます。
1.使用参考書
まず、僕が受験対策で使っていた教材を紹介していきます。
経済学入門
- 大学4年間の経済学が10時間でざっと学べる
- 入門経済学(伊藤先生)
- らくらくミクロ・マクロ経済学入門計算問題編
ミクロ経済学
- 新らくらくミクロ経済学入門
- 入門価格理論
- ミクロ経済学(芦屋先生)
- ミクロ経済学演習(奥野先生[編])
マクロ経済学
- 新らくらくマクロ経済学入門
- スタディガイド入門マクロ経済学
- 入門マクロ経済学(中谷先生)
- マンキュー経済学Ⅱマクロ編
- 演習マクロ経済学(金谷先生)
経済学総合演習
- 中ゼミ通信マクロ経済学
- 中ゼミ通信ミクロ経済学
- 中ゼミ通信模試
- 東北大学経済学部過去問
- 横浜国立大学経済学部過去問
- 神戸大学経済学部過去問
- ミクロ語句演習(自作問題)
- マクロ語句演習(自作問題)
- ミクロ記述演習(自作問題)
- マクロ記述演習(自作問題)
それぞれの参考書の使用時期については前回の記事で紹介しています。
公務員試験のスーパー過去問シリーズは購入しましたが使いませんでした。また、受験直前は参考書を使わず、自作問題や過去問を中心に演習を行っていました。
2.勉強方法
僕は経済学を一度も学んだことがない友達に質問されたときに答えられるようになることを目標に勉強していました。 そのため、すぐに付属の問題集を解くのではなく、まずは自分で教科書の内容を理解するために以下の順序で問題を作成して練習していました。
- 参考書を通読する
- 参考書内で重要だと感じた部分を箇条書きにして問題を作る
- 問題の解答を作成する
- 作成したすべての問題を解けるようになるまで練習する
私は以上の流れをすべての参考書で行っていました。 問題は「AD曲線を導出せよ」、「等価変分とは何か」等できるだけざっくりしたものを作り、本番を想定してそれらを文章で説明(解答)できるように練習します。
一冊だけでも量がかなりあるので問題を作るのも、覚えるのも心折れますが、今思うと一番の受験対策となりました。 どの学問においても基本が何よりも大事なので、それを上記の作業で叩き込んでいきます。 ほとんどの場合、頑張って覚えても一か月経つと忘れてしまうため、定期的な復習も心掛けていました。
自作問題が解けるようになったら、次は参考書付属の章末問題や問題集(スタディガイド等)に取り組んでいきます。 1問につき3回以上は解いていきますが、自作の問題で理論や式の導出過程を練習しているので記述問題については比較的解きやすく感じると思います。 計算問題については何回も練習してパターンを暗記する方法をとりました。
最後に、すべての参考書、問題集が終わったら今まで学んだことを体系化できるようにマインドマップ形式でA3の画用紙に経済語句を書き出していきました。 図にする事で、自分が経済学の中のどの部分を勉強しているのかの理解が深まります。
3.まとめ
以上が私の経済学勉強法です。 上記の学習を終えた段階で、かなり基礎が身についていると思うので、その後はひたすら過去問を練習していました(編入試験では恐ろしく難しい問題も出題されるので、そこは解答を暗記するようにしていました笑)。
私が行った学習法は効率的ではないです。しかし、私はこの方法で合格することができたので一つの方法としておすすめです。それでは!
2021.6.22